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2009.02.18

しばしお別れ、ジパングツーリング。

今月号をもってジパングツーリング(新アポロ出版/ぶんか社)が休刊することになったそうです。

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ジパングツーリングには村上“ふじこ”菜つみちゃん担当の時代から長いこと「バイクゼミな~る」という小さいながらも連載ページを持たせていただいていたので、いろいろと思うところはあります。というか、連載持ってる雑誌が休刊するのは初めて?かも。「温泉ツーリング」企画が結局実現せず残念です(苦笑)。

新アポロ社のサイトにはもはやジパツー専用サイトはなく。

創刊当時、「タンクバッグのマップスペースに入るサイズのツーリング雑誌」がたしか280円か380円とかいう安い価格帯で発売されるということで、バイク雑誌業界でかなり話題にのぼっていた記憶があります。

アウトライダー」誌の一時休刊、復刊もちょうどその頃だったと思いますが、記憶がおぼろげ。あいまい。すいません。

しばらくしてジパツーと同じ体裁の「ツーリングGO GO」誌が創刊されて、GOGGLE誌がツーリング誌っぽくリニューアルして、倍倶人(現・Bike人)が創刊されて、アウトライダー誌が季刊になったり隔月刊になったり。

Out Rider (アウトライダー) 2009年 02月号 [雑誌]
Out Rider (アウトライダー) 2009年 02月号 [雑誌]

地図出版の昭文社(9475)がライダーに絶大なる信頼を得ているライダー御用達地図、「ツーリングマップル」から派生させて満を持して発売したツーリングマップルマガジンはあえなく3号で休刊に。(参考:創刊休刊

結局、ツーリング主体の雑誌はアウトライダー一誌のみとなり、やはり「旅」のみの雑誌という形態は難しいのかなと改めて実感いたします。

収益モデルを考えるに、やはり携帯電話だとかインターネットとのクロスメディア性、あるいは、雑誌広告としてのタイアップではないコラボ的なタイアップというマルチメディアな展開がないと難しいのかな、とも思います。言うが易し、ですが。

ジパツーは雑誌センターに地図&ツーリング情報を持ってきてて、“中綴じ”(※1)ならではの利点を最大限に発揮していた台割(※2)でした。

※1 中綴じ=真ん中でホチキス留めして折ってあるタイプの製本方式。
※2 台割=雑誌や本のページの割り付けのこと。通常、紙の面付け・折り方の都合上、16ページ単位でページを割り振る。

毎月毎月集める情報をまとめたムック本展開で、取材1回で二度おいしい的な展開はなかったのかと言えば、少しはあったと思いますが、そのあたりは、リクルート社だとか、るるぶ社だったりとか地方情報誌など、広告/誌面タイアップを前提としたものでないと採算分岐点がごにょごにょごにょ。

携帯電話やネットとのクロスメディアを狙ったのがツーリングマップルマガジンだったと思うのですが、ネット事業で採算ベースに乗せるには、クックパットだとか、ぐるなびのように、相当優秀なプログラマーさんだとか企画屋さんを大人数揃えて挑まなければ太刀打ちできなさそうな。サイドスタンドさんはどうなんでしょうか。

よその分野の「旅系雑誌」はどうなんだろう。
例えば、鉄道系。「旅鉄」とか言うのだろうか。

→「わずか17冊で休刊となった月刊「旅と鉄道」の無謀な試み」(とれいん工房の汽車旅12ヵ月さん)

ありゃりゃ。鉄道ってバイクユーザーより層が厚いと思っていたのですが。。

自動車による旅雑誌。
自転車専門旅雑誌。

もしかしたら、「バイク」と「旅」は括りが大き過ぎるのかもしれないし、小さ過ぎるのかもしれない。

今日の話にオチはないし、打開策が見えているようで、イチ、一介のライターごときが打開できるのかどうかもわからないなどと珍しくネガ思考に陥ってますけど、最後になるかもしれないジパングツーリング今月号は「房総」「富士・富士宮」「奈良」「沖縄」「海が見える温泉カタログ」「甘楽町」特集です。よかったら書店にてお買い求めくださいませ。

追伸:「バイクゼミな~る」お引っ越し可能です。

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ここんとこポートレートが多かったので、たまにはスナップでも。 先日、川崎にフラっと出掛けようとした時に、なんとなくα700にシグマの10-20mm/F4-5.6を付けて持って行きました。まぁ、しばらく使っていなかったレンズだという事と、うちにあるレンズの中ではかなり軽量な方なので気楽だったというのが大きかったのですが^^;。 ワイド端10mmとなると中々使いどころが難しいですよね。普段出番が少ないのでなおさら・・・。でも決まれば、やはりこのレンズでしか撮れない絵ってのがやはり有る... [続きを読む]

受信: 2009.02.20 02:20

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