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2008.12.09

米国自動車界隈が本気出したら怖いが、さてバイク界隈は?

世界同時恐慌という時節にアメリカ合衆国の次期大統領がオバマ氏に決まり、いわゆる自動車ビッグスリーをどう救うか、救わないかの瀬戸際の今週、皆さんいかがお過ごしですかー。

そんなことよりホンダのF1永久?撤退はどうなんだ、という話は置いといて、(いやバイク業界にとってもF1撤退はけっこう影響が出ることは間違いないでしょう)今日は、マーケット系のブログからちょっと気になった記事があるので紹介してみようと思います。

債権・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐらさんというブログで。

ビッグ3は真珠湾

確かに日本の技術はすごいけど、公的資金を入れたからにはコスト度外視でアメリカの総力を挙げて燃料自動車を開発して、オバマ政権の公約でもある環境問題を前面に押し出し、例えば全米に充電ステーションをただで置かれたらひとたまりも無いんではないでしょうか。

アメリカは最後は何でもやる国だということを、忘れてはいけません。

いっぽう、カトラー:katolerのマーケティング言論さんというブログも似たような見解を示しています。

死んだふり?米国ビッグスリーが電気自動車で復活する日

日本車に完膚無きまでに敗北した米国のビッグ3や、新興の自動車メーカーを抱える中国やインドにとっては、特別な意味を持つ。すなわち、電気自動車へのシフトは、これまでの競争の土俵をリセットして、新たなゲームを始めることができることを意味する。

米国オバマ次期政権と米国の自動車産業は、今回の破綻騒ぎで、したたかにそのための基礎体力を注入していると見ることもできるだろう。年明けからビッグ3の再建と電気自動車を核とした新たな産業戦略を発動し始め、近い将来、電気自動車の世界的なブームが巻き起こることを断言しておく。

……となると、日本の自動車業界は厳しいが、電池関連業界、たとえばパナソニックや日立、GSユアサなんかは商機があるかもしれない。

ところで、エネルギー源のパラダイムシフトは、中国のバイク業界ではすでに始まっている例があります。

昨年、訪れてみた上海モーターサイクルショーや現地の取材でわかったことは、上海ではガソリン燃料のオートバイの登録はすでに制限されていて、LPG(ガス)燃料のバイクへのシフトが進められていました。バイクタクシーはほぼ全車、LPGバイクでした。

また、中国の地域によってはガソリン燃料バイクはすでに「禁止」されていて、電気バイクを推奨している地区もあります。

LPGバイクや電気バイクにすんなり移行できるわけは、LPG燃料なら、カセットコンロ用のボンベを売買すればいいし、電気バイクはオートバイに積んでいるようなバッテリーを動力にすればよく、インフラ整備のコストがまったくかからないから。

その代わり、ゴミが出るし廃棄のコストはかかるけれども、広い中国だから、全然問題ないのでしょう。
もっとも、日本の技術だとバッテリーは99.999%再生できるそうですから、ガソリン燃やすよりももしかしたらエコ?かもしれません。

もっとひどいと、オートバイそのものを禁止して数十万台を廃棄させる、なんて荒技も中国はやりました。
でも、こうして一時的にバイク市場をリセットし、その後、やんわり緩和するときに、中国生産のバイクにより有利な法律にすれば、あっと言う間に中国製バイクのみの市場が出来上がるというわけです。

ひるがえって、日本のバイクメーカーはどうでしょう。こうしたパラダイムシフトに対する技術力は持っているのかもしれないけど、即実用化対応とか世界標準を作り上げるというレベルに今あるのかどうか。

ただ、一つ言えるのは、おそらくアメリカはバイクのエネルギー源に対するパラダイムシフトを国を挙げてやらないんじゃないかなあ、むしろやっぱり怖いのは中国で、中国に追随してアジア圏もその流れに乗るとしたら……。

TTXGPが楽しみですねっ。

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