「なんかあったらどうするんだ」
何かを始めるとき、
「なんかあったらどうするんだ」
ということをよく言います。言われます。
Q:「なんかあったらどうするんだ」A:「これこれこうします」
というような問答のための「なんかあったら~」であることは少なく、むしろ、
「なんかあったらどうするんだ」=「誰が責任を取るんだ?」=「ウチは責任取らないぞ」
という意味あいでの「なんかあったら~」である場合が少なくありません。というように感じます。
しかしながら、たとえば事故が実際起こった場合、この後者の意味での「なんかあったら誰が責任を取るんだ?」という言葉はひとり歩きしがちで、
・第一当事者
・第二当事者
・マシン(→マシンを作ったメーカー、マシンを整備した人)
・ヘルメットやジャケット、革ツナギなどの装備(→装備品を作ったメーカー、売ったショップ)
・道路や施設(→道路やサーキットの管理者)
・イベント(→イベントの主催者)
などなど、「誰」に向けて「なんかあったら」が使われてしまっている現状があるように思います。
確かに、最終的に「誰」かが「責任」を何らかの形で(法的とか、解散、辞職、金銭的補償、等々)取ることになるのも関係者にとっては大事なことなのではありますが。
「これからの(未来の)」交通社会やモータースポーツ界にとって、「誰かが責任を取る」ことよりも、
その事故は「どのようなプロセスで起こったのか」を解明し、これからに活かしていくことのほうが、よっぽど大きく未来に貢献するのではないかと思うのです。
なぜ(Why)? 誰が(Who)?
よりも、
どのようにして・いかにして(How)? 何が関与して(What)?
ということを事故予防につながるデータベースとして蓄積していきたいです。
※「なぜWhy?」より「どのようにしてHow?」なのかというと、事故の原因は一つではない、とわたしは考えているからです。事故の原因は、要因と要因の積み重ねである場合が多いように感じます。
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