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2006.10.06

北海道に移住したカメラマン

9月に帯広・十勝地方で行なわれたWRCを観に行ったとき、偶然の再会があった。
初日、パウセカムイという林道を利用したSSに行ったときのこと。
シャトルバスで観戦場所に移動しバスを降りたそのとき……。

「ゆきちゃん? 久しぶりー」

背後から聞き覚えのある声が。
振り返ると、私が新米バイク雑誌編集者だった頃からよくお仕事をご一緒していた市川潔カメラマンが立っていた。

実は、北海道に向かうほんの一週間前、バイク屋さんで偶然鉢合わせになった徳永カメラマンからちょうど市川君のことを噂していたところだった。最近、東京で見かけないなぁ、と思っていたら、北海道に写真を撮りに行くため移住したのだとか。

もちろん市川君はでっかいレンズを着けたカメラを抱えていて、ラリーの取材で来ているとのことだった。
仕事の邪魔になってはいけないので、ほんの10分ほど立ち話をしただけだったが、元気そうでなによりだった。

ツーリング雑誌時代は、予算が少ないにも関わらず、よく一緒にツーリング取材に行ったっけなあ。
私がクラブマンに移籍したあともたびたび市川君に撮影をお願いした。
市川君はカメラの世界に入ったころ、どっかのレーシングチームに同行しては「走り」の写真の腕を磨いていた、と聞く。
その成果は、スリーブを見ても明らかだった。例えば36枚撮りのフィルムでサーキット走行を撮った場合、素人なら1~2割、撮り慣れているカメラマンでも7~8割使える写真があればいい方だが、市川君の場合、36枚全部“当たっている”ことが多かった。
こんな風に書くと、機械的にカチカチとした写真ばかりのように思われるかもしれないが、私がよく市川君を指名していた理由の一つは、彼の撮る写真の「柔らかいタッチ」が好きだったからだ。
それと、彼は自分でも「鉄っちゃん」だと言っていたが、仕事以外に「作品」を撮ろうとするそういう写真に対する姿勢が好きだった。

そんなわけで、帰浜してからコッソリ名刺に書いてあったアドレスを開いてみると、そこには彼の人柄がにじみ出るホームページが広がった。

K'S FACTORY

そこには、バイクやクルマの写真はもちろん、鉄道の写真がいくつも公開されている。
中でもお気に入りは、

全校生徒7人の小さな小学校がある「太陽」という北海道の集落に神奈川から単身移り住み、写真を撮り始めたオイラの写真日記です。

と紹介されている「太陽日記」だ。
そこには田舎暮らしのあれこれが日々綴られ、毎日のように素晴しい、素晴しい、なんて陳腐なひと言で言うのもなんだが、心打つ写真が添付されている。

このごろは、ちょっとしたココロのオアシスとなっていて、毎日のように癒されてます。

人当たり優しく、芯はしっかり。ちょっとタレ目でとっても優しそうな甘過ぎるマスクなのに、なぜか市川君、独身なんだそうだ。こんないい男、なかなかいないと思うけどなー。なんつって。

市川君、これからも楽しみにしてます。

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