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2006.04.05

事故の原因と受傷の原因は別

個人的な伝言。
昨日のコメント読んで泣きました、ホントに。>近藤さんへ。

さて。

去る4月2日(日)に全日本ロードレース選手権の第一戦、つまり開幕戦がツインリンクもてぎで行なわれた。
すでにテレビや新聞(朝日新聞は確認済)で報道されたように、このレースでは嬉しいニュースと悲しいニュースがあった。

嬉しいニュースは、史上最年少、14歳の中上選手がGP125クラスで優勝したことだ。

悲しいニュースは、ST600クラスで加藤直樹選手が転倒して亡くなったことだ。

嬉しいニュースはMFJの速報サイトのレポートに、

14歳の中上貴晶が仲城英幸との一騎打ちを制し初優勝を飾る!

のような感じで、太ゴシック大きめフォントで報道されていた。

悲しいニュースは加藤選手の件で赤旗中断になったにも関わらず、無かったことにされている。

このあたりは、Like the Windさんの「ロードレースの事故報道に思う。」というエントリーに詳しい。

また、加藤選手がどんな人柄だったかは、レースジャーナリストの西村さんのブログTrain of toughtの「Connexion by Boeing」というエントリーに詳しい。

さて。

モータースポーツに関わっていると、こうした事故に直面することは少なくない。モータースポーツに関わらない人から「だからバイクは危ない」「レースは危ない」といった短絡的な意見もよく頂戴する。確かに転倒する危険はある。でも、行き帰りで交通事故に遭う確率の方がずっと高い。だからレースが危なくない、とは言わない。危ないのは事実だ。

MFJは、次の発言からもわかるように、安全対策は後手に回すと明言している。(「モータースポーツの事故報道のありかた」)

「事故原因の究明を待ってから安全対策を検討したい」(2005年11月5日読売新聞)

こうしたことを踏まえてわれわれは何をしたらいいのか、どういう考え方をすればいいのか。

一つは、自分でできる安全対策は自分からやる、ということだろう。

一つは、「事故の原因」と「受傷の原因」は分けて考えるべきだが、それはそれぞれ等しく重要なことだと認識することだろう。

何もモータースポーツに限ったことではない。道路交通においても、日常生活においても。

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コメント

 はじめまして。

 加藤選手の事故、当日のインターネット、大手新聞系のニュースサイトでトップ記事のひとつになっていました。レースには一言も触れず、警察が原因を調査中、と締めくくる内容。で、MFJ他のメジャーなサイトを巡回してみても、赤旗中断があった、とだけ。
 事故しか報道しない一般報道、事故を隠すモータースポーツ報道に苛立つばかりです。真実は時間がたつにつれて、力あるところに都合よく削られ、伝わってくるのでしょう。
 
 ライダーの一人一人の心がけで、この状況は変わる、とも期待できない。頼りは、4大メーカー。なぜもっとイメージアップに力を入れないのか不思議でならない。なぜ、TVCMすら控えなければならないのか。280馬力の四輪がドリフトするコマーシャルはOKなのに。

 だらだらとすみません。最後に、加藤選手のご冥福をお祈りします。

投稿: Slowman | 2006.04.07 12:29

YUKKYさん、はじめまして。
これまで殆ど人目につく事の無かった私の拙いブログですが、YUKKYさんに取り上げて頂いたこともあり、この記事だけは物凄いアクセス数です。

このアクセス数の多さは、如何にこの事故と対応に対して多くの方々が疑問を持っているかという証拠なのだろうと思っています。


実は、私自身は加藤選手について、この事故が起きるまでは、選手紹介などで見ただけでした。
でも、表情がとても穏やかで素敵な方でしたね。

今回のYUKKYさんの記事紹介から辿ることで、その人柄は、西村さんのブログから知ることが出来ました。

やはり、写真の印象どおりの素晴らしい方だったんですね。
こんな形で、加藤選手を知ることになるなんて・・・
残念でなりません。

>Slowman さん>
>事故しか報道しない一般報道、事故を隠すモータ>ースポーツ報道に苛立つばかりです。

どちらも、記載内容の選択過程における『恣意的な意図』が露骨に見えるようで残念でなりません。

スポーツとして認められていたら、もう少し報道のあり方も変わると思いますが、ヨーロッパの様になるのは、無理なのでしょうか?

>YUKKYさん>
>何もモータースポーツに限ったことではない。
>道路交通においても、日常生活においても。

私自身、バイクが危険じゃないとは思っていませんが、世間一般の様に特別扱いすべきでもないと思っています。

いつの日かバイクやライダーに対する偏見を無くすためには、
YUKKYさんの仰るように、今の我々が出来ることは、『自己防衛』を念頭に充分な安全対策を続けて行く事だけなのかも知れませんね。

少なくとも、私達の行動によってイメージを崩すことの無いように・・・

最後になりましたが、改めて、加藤選手のご冥福をお祈りしたいと思います。

投稿: Takeyan | 2006.04.09 01:40

つい先ほどネットで事故を知りショックを受けています。小林さんの意見には同意見です。私個人の意見としては、報道のあり方のみの問題ではなく社会そのものの様に思えてなりません。モータースポーツは確かに小さな社会なのですが、危険で一種華やかで・・・でもつらく厳しくて、現実の生活との駆け引き・・ただ好きなだけ。頑張って速くなって・少しは有名になって・・何で副業で生活するのでしょうか?そういうものなのですね。プロ化は何処へいってしまったのでしょうか?ごめんなさい愚痴ってしまいました。本当に残念でなりません。

投稿: ukou | 2006.04.18 18:00

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