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2006.02.24

イエローハットに2りんかん?!

クルマ用品店のイエローハット内に、二輪用品の2りんかんが実験的に進出するという。ソースはクルマ・バイクの情報を提供しているレスポンス。(下線は筆者による)

イエローハット、店舗内に二輪用品店を試験的に設置 2006年2月21日 イエローハットの販売子会社イエローハットセールスは、ドライバースタンドの協力を得て、オートバイ用品を取扱う2輪用品専門店「2りんかん」をイエローハット今宿店内のショップ・イン・ショップとして試験的に出店すると発表した。(中略) 同社では、最近のシニア世代でのオートバイ人気に着目、2輪用品マーケットの総ボリュームは安定したマーケットなため、イエローハットは今後の事業基盤拡大の可能性を検証するため、試験運用を行う。 (ソース:レスポンス

2りんかんの運営会社はドライバースタンド。(ドライバースタンドではありません、とのこと)つまり、イエローハットとは同業他社、ライバル同士だ。マクドナルドに実験的にモスバーガーのライスバーガーを売り出す、とか、ホンダベルノとかプリモ、クリオでハイエースを売り出すようなものか?

なんで同業他社の出店が可能なのか、各社のサイトを見たところ、クルマ用品のドライバースタンドと二輪用品の2りんかんは、フランチャイズ募集しているんですね。

確かに、二輪用品の販売経路はけっこう複雑だ。
純正部品の場合、正規ディーラーならメーカーとオンラインで結んで直販されるが、正規ディーラーになるには、年間数十万円から数百万円、多いもので億単位の“看板料”をメーカーに支払うと言われている。
正規ディーラーじゃない販売店は、純正パーツを仲卸会社から卸してもらうことになるが、掛率が低いので、場合によっては送料などを販売価格に乗せたり、送料を節約するために他の注文パーツが溜まるまで時間をかけたりする場合があるという。
バッテリーやプラグやタイヤなどの基本消耗パーツは、仲卸業者があるからこそ、ニッポンの隅々の小さなバイク屋さんまでパーツが行き渡るシステムとなっている。
カスタムパーツや輸入パーツもカスタムパーツなどとだいたい同じで、仲卸業者を経て小売り業者に渡るものと、大きめの用品店ならば直販で掛け率をよくしたりする場合がある。このため、近年はナップスやラフ&ロードやライコランドなど、用品店が大規模化する傾向にある。仕入れの数が増やせれば掛け率がよくなるのと、品数を揃えることで来店客数を増やすことができるからだ。
こうした大規模二輪用品店は、関東・名古屋・関西に集中する傾向がある。最近では、こうした大規模店がない地域からわざわざセール期間にツーリングやツアーを組んで買い出しをしに来るライダーさんたちがいるそうだ。
逆に言うと、小規模店は仲卸のルートがあるかないかが鍵となる。2りんかんは親会社がそのあたりをがっちり押さえているので、新規出店がしやすいというわだ。

さて、元記事のアンダーラインに注目したい。「シニア世代でのオートバイ人気」「2輪用品マーケットの総ボリュームは安定したマーケット」という部分。たしかに、シニア世代でカスタムに熱を入れる人がどれだけいるのか。(加納典明さんを除く)しかしながら、基本的消耗パーツはシニア世代だろうがジュニア世代だろうが必要となるものである。
また、2輪業界とはどれほどの規模なのか。二輪車の生産額で言えば約7000億円。これに付随した免許取得やらウエアやら消耗部品やらサービスやらカスタムパーツやらなんやかんやで1兆円規模の市場にはなっているはずである。
そういった意味でも、小規模でもいいから基本消耗部品が揃う2りんかんが各地のイエローハットにできれば便利だろうなあ、と感じるとともに、デパートのような面白さがある大規模店もまた楽しいんだよなあ、と思った次第。

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コメント

あ、来月から「ベルノ」「プリモ」「クリオ」は統合されるんですよね(笑)<ホンダ4輪ディーラー

投稿: PUNKY | 2006.02.24 16:13

来月じゃなく8月からみたいですね。>ホンダカーズ
SEOだったり(笑)

投稿: 小林ゆき | 2006.02.24 17:04

用品屋の無い地方でバイクライフ維持するのって本当に大変なんですぜ。物価高いし、技術レベル低いし。情報が無い選べない。

とりあえずYHでタイヤだけでも替えられるようになったら3%位楽になるかも。サイズ毎にお取り寄せでしょうけど。

投稿: G.T.Sammy | 2006.02.26 01:38

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