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2005.11.21

空前の規模だったミラノショー

今まで奇数年の9月に行われてきたミラノショー。これまで街中のアメンドラ・フィエラ駅前のフィエラ(博覧会場)で行われていたのが、今回はRHO(ロー)フィエラに新設されたフィエラ会場に場所を移動、会期も11月に変更して、今年から毎年行われることになった。

それにしても広い。広過ぎる。狭い東京モーターサイクルショーばんざい。

どれくらい広いかというと、地下鉄の駅側の入り口から会場を入って一番はじっこの22番(通称:中国の館(やかた))まで“動く歩道”を歩きながらでも20分はゆうにかかった。距離にして約3㎞はあるのではないか。

どれくらい広いかというと、展示会場総面積が6万平方m。もちろん、オートバイだけ。自転車や乗用車はない。
対して、東京モーターショーは4万平方m。っつったって、これは四輪・二輪・部品合わせての広さ。東京モーターショーの二輪車ブースだけの展示面積は4000平方mなので、ミラノショーはざっと15倍の広さだ。
ちなみに、東京モーターショーの二輪車出展社数は12社、部品は181社。対して、ミラノショーは1,590社

それだけではない。ミラノショーの外のエリアには試乗会エリアやレースエリアが設けられ、その広さも6万平米。しかも、試乗会エリアはトライアンフはトライアンフの場所で、ヤマハはヤマハの場所で…といった具合に各社専用エリアが設けられた。また、モトクロスコースが造られ、週末はヨーロッパ選手権シリーズが行われるという本格的コース。

足を棒にして歩いて丸二日でも見終わらないといった感じだ。

さて、ヨーロッパの二輪車展示会合戦は、イタリアのミラノ、ドイツのミュンヘン(インターモット)、フランスのパリ、イギリスのバーミンガムで争われてきた。来年はドイツのショー会場がミュンヘンからケルンに戻ることになり、最終的にはケルンVSミラノという図式になるだろう。ミラノは11月開催を来年も続ける模様で、ニューモデルのワールドプレミアは9月終わり開催予定のケルンに譲るだろうが、規模的には世界一の座をミラノが守るのかどうか。立地条件的には、ミュンヘンは他のヨーロッパからのアクセスが悪い、という理由もあってケルンに戻すというが、現在、ヨーロッパの二輪業界を支えているのは中近東の革産業や中国の二輪車・部品産業だから、そういう意味でもミラノに分がある。

さて、かえすがえすも残念だったのは、二輪車製造メーカーや大手部品製造メーカーを除いて、日本からの積極的な出展が今年も見受けられなかったことだ。アメリカ・台湾・中国は業界団体が小さい小間を仕切ってそれぞれアメリカエリア、台湾エリアなどを展開していた。日本にも立派な業界団体がいくつもあるし、すでに欧米向けの輸出で成功している企業はたくさんある。ボチボチ、どこかが音頭を取りはじめてもいいんじゃないだろうか。

22番の中国の館を見て感じたのは、もはや中国は「パクリ」「安かろう悪かろう」の時代は終わった、ということだ。
日本のバイク産業を振り返り、大きな危機感を感じたミラノショーだった。

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