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2005.02.07

バイク雑誌の発行部数

日本雑誌協会のJ-MAGAZINEで公開されている各誌発行部数リストの2004年度版が発表された。

拙ブログのバックナンバーでも書いた通り、

雑誌の印刷実数を公表へ 透明性確保で、雑誌協会

というわけで、今回の発行部数リストでは、一部、発行部数を印刷証明付部数として発表した。

で。

自動車・オートバイ誌は

B 男性向け、主にヤング対象誌

に分類されていることに一家言あるのはまたの機会にするとして。
隔月刊や季刊を含めオートバイ関係の定期刊行誌は約40誌ある中で、
今回、発行部数を公表した勇気ある雑誌は以下の3誌。


アウトライダー 学習研究社 80,000 (印刷証明ナシ)
GARRRR 実業之日本社 100,000 (印刷証明ナシ)
ロードライダー 学習研究社 200,000 (印刷証明ナシ)


えっと…、あの…、その…。
ちなみに、2003年の公表データ。


(単位=万部)
GARRRR 実業之日本社 10.0
Kawasakiバイクマガジン ディー・アンド・エー 25.0
別冊MOTOR CYCLIST 八重洲出版 15.0
モーターサイクリストRUN PLUS 八重洲出版 27.0
ロードライダー 立風書房 23.0


ガルル横ばい、ロードライダー3万部減、アウトライダー初登場8万部っ!
って、おーーい。

ちなみに、自動車誌の中でも印刷証明付きで発表したこちらの雑誌の発行部数は、


ベストカー 発行:三推社 発売:講談社 300,208


なるほど。

参考までに、文教堂の雑誌売上ランキングから

販売冊数÷230(全国の文教堂の店舗数)×2万店(全国の書店数)≒推測実売部数

がある程度は測れるかも。
都市部集中配本、という問題は無視するとして。

賢い読者、賢いバイクファンの方々におかれましては、空前のバイクブーム時代よりも定期刊行誌の数が3倍前後増えたこと、そして雑誌の細分化が進んでいることを考えますと、勇気ある雑誌の発行部数から読み取れることが見えてくるかと思います。

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コメント

バイク雑誌の比較試乗記事について

比較試乗記事は良いとは思いますが総合誌の内容って進歩が無いなあと思うのですがどうでしょう?

評価の基準や文言がワンパターンで、とりあえず新しいモデルは誉めとく、みたいな。
まあ原稿書くのも大変でしょうが、どうもなんか出版者・モノ書きとしての
気概みたいなものが感じられないモノが氾濫してます。

新しかろうが古かろうが良いものは良い、ダメなものはダメ、の
是々非々の姿勢をもっと貫いて欲しいですね。
もしメーカーとの馴れ合いがあるのならしょうがないですが、
それはそれで興ざめな感じがします。

取材記事は取材記事、パブリシティならパブリシティ、宣伝なら宣伝と
しっかり分けて誌面構成して頂きたいと思います。

あと評点も10点満点中何点、、なんという書かれ方をしますよね。
数値で表すのは良いのですが、低い点数って付きませんよね。
10点満点ならせいぜい6点以上のところでのせめぎあい。
評点理由もあいまいなものが多いと感じます。

ヨーロッパのバイク雑誌を見ているとそのあたりが
しっかりしていて、ダメなものはダメというジャーナリストがしっかり居ますね。
しかも評価のリーズニングもしっかりしています。
あと評価項目も非常に多い。

日本の総合誌を見てると「街中10、峠8、高速道路8」なんて書かれ方が平気でされてますよね。
それは客観的な数字のように見えてかなりあいまいです。

感性評価は結構なのですが、それも、ライターのオリジナリティが
にじみ出るような方ってあまり居ないですね。
オリジナリティが一見あるように見えて、ただ文体や
態度で誤魔化してるだけの人も目立ちます。

オートバイのような感性の乗り物は人によって評価が違ってしかるべきで、
一人かそこらの評価で10点とか言われてもヲイヲイって感じです。

市場が冷めるようなことばかり書いてあっても困りますが、
ただもう紋切り型の決まり文句で誉め言葉を連ねられても
それはそれで興ざめですね。

著名なライターも多いですが、気合が乗ってるとき(本気でよいと思ってるとき)と
そうでないときの差が激しいと思います。
ただ本気でよいと思ってる時には「とにかく乗れ!」とかじゃなくて
もう少し具体的によさを語って欲しいですね。
モノ書きなのであれば。

投稿: ハゲロウ | 2005.02.12 17:48

初めてのコメントですが、雑誌業界に身をおいているので、ちょ
っと気になりました。

バックナンバーにもコメントがついていますが、雑誌の部数には
公称・実売・認証等の色々な表現があり、印刷部数・・というの
も、つい昨年導入された指標です。現時点では、ABC認証が一番
精度が高いであろうとされていますが、これについてはかなり基準
が厳しく(納品後xx以内に入金された、とか、販売価格が定価の
50%以上とか)実際の販売数よりかなり低い公証部数となります。

では、実際にどんな雑誌が売れてるの?っていう話しですが、アパ
レル系・自動車系とか飲料等の一般消費材の広告が入っている雑誌
は売れてるというのは真実。卵が先か鶏が先かなんですが、広告を
出す側(特にナショナルブランドと呼ばれる上記銘柄)も、媒体社
のセールストークを鵜呑みにはしないで、各種の調査で上位に上が
ってくる媒体にしか広告を出しません。ACR(Audience and
Consumer Report)というやつなんですが、この指標でいうと一般的
に実売部数10万部を超える雑誌は、結構良いスコアをつけている
との事です。そうなるとナショナルブランドの広告が出始めるので
すね。
昔からパソコン誌は部数が多くても、消費材の広告は入らないと言う
事になっていました。理由としては、パソコン誌はいわゆるマニアと
いうかオタクの為であって、一般消費材の購買層では無いと思われて
いたからです。ところが、某パソコン誌が30万部(公証ではなく、
ABC認証部数)を超え、ACRにも度々登場するようになると、広告代
理店としても無視できなくなったようです。

っで、どんな雑誌が10万部を超えるかというと、驚く程少ないの
が実情です。手元に資料がないので、具体的な話はできないのです
が、私の勤めている会社でも、40数誌中で数誌しかなくて(全雑
誌がABCに加盟してるんですけどね)、10万部をこえる雑誌を作る
のかいかに大変かと・・・

競合他社でも話を聞いていると、実売部数は公称の半分から、ひどい
所では10分の1というのもあります。

さて前置きが長くなりましたが、バイク雑誌は一体どれだけ売れてる
の?と考えると、私の私的な印象では、ガルルの昨年・今年と10万部
維持というのは、まったく根拠の無い数字と思われますね。

仮に10万部売れている雑誌であれば、ACRへの影響は大きく、間違い
無くナショナルブランド(少なくともスポーツ飲料系)の広告はコン
スタントに出稿されてくる筈です。

ここ数年の傾向を見てみると分かるのですが、あきらかに取り扱い
書店が減っています。これは、売れない雑誌を書店は置きたがらな
い(置く場所が無い)からです。大手の書店では、納品されてから
ダンボールから出す事も無く返品(ちなみに返品時は輸送費を節約
するため、表紙だけを破いて送る)する雑誌も多いです。

売れないものを仕入れなければいいとも思うのですが、基本的に
日本の雑誌・書籍の流通は日販と東販の2社でほぼ独占しているの
で、書店への配本部数までコントロールされてます。

長くなったので、とりあえず、こんなとこで・・・・

投稿: ゼブラ | 2005.02.13 18:57

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