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2004.10.13

二人乗りに関する安全教育の在り方

 来年度6月1日実施と思われる改正道交法のうち、高速道路の二輪車二人乗り許可に関して、警察庁交通企画課は、「自動二輪の二人乗りに関する安全教育の在り方について」の骨子と本文を10月1日発表した。
 以下はその骨子のpdfファイルからテキストとして抜粋したもの。

平成16年9月30日交通企画課 「自動二輪車の二人乗りに関する安全教育の在り方について」

1 経緯

○ 自動二輪車の二人乗りに関する安全教育の体系化を図るため、本年4月から9月までの間に計4回にわたり、自動二輪車の二人乗りに関する安全教育検討委員会(委員長:長江啓泰日本大学名誉教授)を開催した。
○ 同委員会において、二人乗り教育に関する考え方と具体的な教育項目を盛り込んだ「自動二輪車の二人乗りに関する安全教育の在り方について」を取りまとめた(別添参照。)

2 「安全教育の在り方」の骨子

(1)安全教育の目的
運転者が同乗者に対して同乗方法等について必要なアドバイスを行い、同乗者に配慮して安全に二人乗り運転をできるようにする。

(2)安全教育の方法
免許の取得・更新時や取得後など各段階において、教育項目に従って二人乗りに関する安全教育を行う。
○ 免許取得時
一人乗りと二人乗りの運転特性の違い、一人乗りでの運転習熟の重要性等について、座学を中心とした教育を実施
○ 免許証の更新時
二人乗りに関する留意事項等をまとめた資料を配付
○ 免許取得後
都道府県警察、自動車教習所、二輪車関係団体が協力してより実践的で実技を伴う教育の機会を提供

3 今後の予定
自動二輪車の二人乗りに関する改正道路交通法の施行に向けて、次の措置を講ずる予定。
○ 「安全教育の在り方」を踏まえた道路交通法施行規則等の整備
○ 自動車教習所、二輪車関係団体と協力した自動二輪車の二人乗りに関する安全教育の普及

 さて、この“骨子”を読んで解るのは、「二人乗り安全教育」が、高速道路での二人乗りのためだけではない、ということである。
確かに、今までは教習所や免許更新時に二人乗りについての言及は一つもなされてこなかった。今回の提言は、高速道路での二人乗りだけでなく、一般道での二人乗りも含めた教育の機会を広げるということらしい。

私自身は、日本のきめ細かな教習制度について肯定派なので、より詳しく、より深い安全教育内容となるのは歓迎すべきことだと思っている。

ただし。数の問題から述べるのもなんですが、合わせて四輪車についても安全教育の範囲を広げて欲しいと思う。
例えば--

▼ワンボックス車に乗員満載時の運転について
▼普通四輪免許で運転できる4トントラッククラスの運転について

これらを教習として経験させれば、免許取り立ての若者が満載のクルマで事故を起こして5人死亡、とか、初心者運転中のトラックによる事故だとかを防げる可能性はあるのではないかと思う。
交通事故死者数や事故率の割合から言えば、乗用車での初心者運転の複数死亡事故の方が多いのだから。

今回の道交法改正に合わせてバイクの二人乗り云々だけを言うのは、うがった見方をすれば警察庁の免罪符と見えなくもない。

とはいえ、我々ライダーは高速道路で二人乗りできる権利を今やっと得た。当たり前だが現状は高速二人乗りの事故数は統計上ゼロ。一件でも事故があれば、統計上は「増えた」となってしまう。将来のバイク乗りにこの権利を引き継げるよう、6月実施以降も安全に乗るべきだし、教習が増えてお金がかかるとか時間がかかるとか言わず、官主導の安全教育の内容ではあるが率直に受け止めてこそ、バイク周辺の環境が良くなるかもしれない。

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