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2004.07.28

レーサーの皆さん、ガソリン携行缶にご注意

ロードレース、モトクロスなどオートバイを使ったモータースポーツに、ガソリンの携行缶は欠かせない装備です。
例によっていつものネタ元、自動車ニュース&コラムから話題を拾いました。
安物のガソリン携行缶の穴あき事故が発生しているそうです。(ソース:埼玉県生活科学センター・埼玉県消費生活支援センター)

【相談苦情事例】 ガソリン携行缶の穴あき事故 ●相談内容  10Lガソリン携行缶(右写真)にガソリンを満タンにし、車の収納部に入れ、スキーに出かけた。携行缶からガソリンを補給した後も、ガソリンが少し残った状態で、車の収納部に入れたままにしていた。後日、運転中にガソリンの臭いがし、ガソリンが漏れていることに気が付いた。一歩間違えば火災などの事故が発生する恐れもあり、危険である。穴あき原因を調べてほしい。

●調査結果
 相談品と同じ製品を用いて、穴あき発生の再現試験を行いました。その結果、ガソリンが少し残った状態で缶内部の圧力を変化させると、缶の底面に凹凸の変形が発生し、こうした圧力の変化を7回繰り返したところ、相談品と同様に缶底に穴があきました。したがって、相談品は、外気温の温度差に伴なう缶内部の圧力の変化によって缶底が変形し、車の中に収納されている間この変形を繰り返し、穴あきに至ったものと推測されました。
 相談品の取扱説明書には、「変形の恐れがありますので、時々エア抜きネジをゆるめ缶内の圧力を調整してください。」との注意表示がされていましたが、本体には表示されていませんでした。
 一方、このようなガソリン携行缶は他社の製品も市販されていることから、4銘柄を購入して同様にテストしてみました。その結果、穴があいたものはありませんでした。
 相談品は他社製品に比べて缶材の厚さが少し薄いので、これが原因の一つと思われました。そこで、製造業者に、缶本体に注意表示を行うことと缶材の厚さの改善を申し入れたところ、「これまでに約17,000個販売し、当該事故は2件のみであるが、缶本体に注意表示し、缶材の厚さを厚くする。」との回答を得ました。

●消費者へのアドバイス
ガソリン携行缶を選ぶときは、構造が頑丈なものを選びましょう。
事故を未然に防ぐためにも使用前には必ず本体表示や取扱説明書の注意事項等をよく読み、正しく使用しましょう。 携行缶を長期間、車に載せたままにするのは避けましょう。長期間載せる必要がある場合は、まめにガス抜きをしましょう。 使用前後の点検も怠らないようにしましょう。

夏は携行缶内のガスの圧力が変化しやすい季節。モータースポーツ愛好家の皆さんもどうぞお気をつけ下さい。

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