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2004.05.05

子どもの人口減少はバイク業界のチャンス

 今朝の朝日新聞朝刊や、ヤフーニュースでも話題になっていましたが、

 「こどもの日」を前に総務省が4日発表した15歳未満の推計人口(4月1日現在)は、昨年より20万人少ない1781万人で、23年連続で減少した。 総人口に占める割合は0・2ポイント減の13・9%で、30年連続で前年を下回った。(ソース:ヤフーニュースの読売新聞より)

 15歳未満の推計人口は1,781万人で23年連続減少。
 総人口に占める割合は13.9%で30年連続減少。
 だそうです。 

さて、バイクは子どもの遊びと未だに信じている人たちにはこのことは憂うべきことなのかもしれませんが、今やバイクは大人の遊び
子どもに乗らせるのだって、本質は大人が遊ばせているのです。

総務省の人口推計月報によれば、いわゆる「18歳人口のピーク」、つまり若い世代で一番人口の多かった世代が今や30歳。この年齢層を含む、30~34歳の層がとても多くて900万人を越えています。以下、若くなるにしたがってどんどん減り、0~4歳に至っては500万人台へ。
しかし、統計を読み解くとすごいことがわかります。それは、50~59歳の層がいかに多いかです。合わせて2000万人弱もいます。多いです。大杉です。戦後、いかに娯楽がなかったか、です。
その娯楽がなくて生まれた50代の人たちは今後、おじいさん、おばあさんになります。医療の発達で、どの家庭も母方、父方、両方の祖父母が健在だとして。
その50代の子どもたちが今、30代となっています。空前のバブルを経験した世代も今や30代後半。そろそろ不妊治療でもして子どもでも作るかーって年齢です。
うまいこと授かって5年後。QRやPWに乗れる年頃になると、今の60歳が65歳になって厚生年金でも受給できる歳で年金年額200万円オーバー、共働きなら働かなくても年収400万円オーバーなんて祖父母がざらにいます。10万円のQR、PWを買ってあげることなんざ、4人の祖父母で2万5000円づつ負担すればいいわけなんです。

 孫だけが楽しみだなんてじーさんばーさんばかりじゃありません。健康志向、医療の発達などで、ウソみたいに元気で若さを保っているシニアが山ほどいます。そうなんです、団魂世代が65歳で定年して年金を受給しはじめたとき、「ワシの人生の生き甲斐はバイクに見つけたぞい」とか「アタクシ、いつかバイクに乗りたかったんですのオホホ」とか言うシックスティーズが10年後増えるんじゃないでしょうか。そのためにも、二輪のAT限定免許は必要なんです。日本もアメリカ並みにトライクが普及するといいんですが。 

祖父母に頼らなくとも、そもそも現代は少子化ですから、お稽古事にお兄ちゃんも弟もお姉ちゃんも妹も通わせなきゃなんない、なんてことはないですから、両親は一人か二人のためにお金をつぎ込めるわけなんですね。
例えば、きょうだい4人に英会話、水泳、ピアノ、公文に通わせるとして、月に3~4万円。年額50万円弱。しかし、これを一人につぎ込むとなれば、バイクに乗らせることも経済的には難しくない……。公立学校に通わせれば、決して無理な話しじゃありません。それに、お稽古ごとと違って、バイクは家族ぐるみで取り組まなければいけないレジャースポーツです。ピアノのレッスンにおとーさんもおかーさんも出番はありませんが、例えばキッズ・モトクロスなら、練習にレースに、常に家族で行動しなければなりません。
家族旅行の経験が多ければ多いほど、我慢強い人間に育つそうです。そうなんです、バイクは子どもの教育にもいいスポーツなんですっ!

あのそのつまり、少子高齢化は年金制度の破綻を招くかもしれませんが、バイク業界にとっては、空前の人口爆発世代=団魂世代がリタイヤするということは、バイク業界にとって福音をもたらすかもしれないのです。

日本の人口ピラミッドを見てみてください。
子ども作り適齢期の30代~40代がこんなにいます。今や40代で妊娠も珍しいことではありません。現代は仕事が一段落してから妊娠出産を考える夫婦も多いですから、恐らく“18歳人口のピーク”たる現在の30歳前後の人たちが、これから子づくりを考えはじめ、一時的に今後10年間は子どもの人口が横ばいないし微増するのではないかと私は予測しております。

それから、今までバイクに乗らなかった20代--若者のバイク離れと呼ばれた世代--が30代に突入します。若者が減った減ったと言うけれど、多い多いと言われた30代に匹敵するくらい20代の人口も多いです。その20代が30代に突入して、仕事も身辺も落ち着いたとき、その余力を趣味にあてる人だっているはず。

そんなわけで、ずいぶん前のバックナンバーで予告した話題をやっと展開できたのですが、バイクが売れなくなったのは決して少子化のためではありません。なぜなのか。そんなの、言わなくてもわかるでしょう、バイク業界のみなさま。

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