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2004.05.19

巨人のローズ選手が無免許運転?!

本日はやや軽めにジャブ。夕べ、天竜川の増水事件についてメディア・リテラシー的に書こうと思って調べていたところ、思いのほか難航。長いのでこの件についてはまた今度。それにしても國ブブ(漢字がわからない)清水國明さん、朝日新聞に言わされちゃったって感じですね。これだけイラク人質事件で「自己責任」が取り沙汰されている今、ああいう風に言うしかなかったのでしょう。

さて本題。
 近鉄時代には打撃用ヘルメットにRSタイチのステッカーを貼っていたことでもおなじみ、巨人に移籍したローズ選手が無免許運転で検挙されたとのニュース。なんでも近鉄時代にRSタイチさんではローズ選手の革スタジャンを作ったのだとか。
そしてホームラン55号のお祝いに1500ccのバイクが送られ(カワサキバルカン1500ですかね?? =未確認)、通勤にはバイクを使っていたという。ところが。

ローズG規制に堪忍袋危機…マイカー禁止令  巨人の主砲、ローズに緊急事態が発生。無免許運転が発覚したのだ。“精神安定剤”ともいえたマイカー運転が封印されたローズは、このピンチをどう切り抜けるか。 「今月6日に、駐車違反で免許の提示を求められた際、日本では使えない免許だということを指摘されたそうです。球団としては、本人は『間違い』と主張しているものの、無免許で法を犯しているので口頭で厳重注意という形を取りました。今後については、警察の処分を待つ状態です」(巨人・原沢広報部長)(~中略~) 無免許運転の発覚で、ローズが今後、ハンドルを握るのは難しい。そこで最も懸念されるのは、ストレスなのだ巨人移籍後、大好きなバイクでの通勤を禁じられ、「巨人は規制が多すぎる」と不満を漏らしていた。だったらと、購入したのが英国製の高級車レンジローバー。バイク禁止のウサをマイカー運転で発散していた。 ローズにとって、今や車は、かけがえのない気分転換法。それを封印されては、モヤモヤは蓄積する一方。ストレス増大して大スランプ-という最悪のシナリオも考えられないことはない。(~後略~)(ソース:ヤフー夕刊フジ
ローズが“無免許”運転、巨人が口頭注意処分 巨人のタフィ・ローズ外野手(35)が、5月6日に東京都港区で駐車違反を摘発され、警察官に提示した国際免許証が期限切れだったことが17日、わかった。外国人には交通反則キップが切れないため、警視庁麻布署は道交法違反(無免許運転)の疑いで、近く書類送検する。球団は同外野手に口頭で注意した。ローズは広島への移動日だった6日午後、港区で駐車違反で事情を聴かれた。その際、所持していた国際免許証を警察官に提示したが、これが日本では有効でないものだった。 今年で日本に来て9年目になるローズは、昨年までは日本で通用する国際免許証を毎年更新してきていた。だが昨年、知人から「5年有効のものがある」とアドバイスされて新たに取得した。この免許証が、日本で通用するものではなかったという。そのため、以前の国際免許証の「期限切れ」と判断された。麻布署では、駐車違反のほか無免許運転として書類送検する方針。球団は処分待ちの状態だが、事態についてはすでに連盟に報告済み。ローズに対しては口頭で注意処分を科した。本人も「不注意で申し訳ない」と反省しているといい、原沢広報部長は「故意ではなく、理解不足だと認識している。今後は適正に運転できるような手続きを徹底したい」と話した。 ローズは、近鉄時代からハーレーで球場入りするなど二輪、四輪を問わずクルマ好きとして知られていた。巨人入団後はバイク通勤は認められなかったが、新たに英国の高級RV車「レンジ・ローバー」を購入。球場への通勤に利用していた。だが摘発後は、タクシーで通勤している。(~中略~)無免許運転は、その絶好調に水を差す「うっかりミス」となった。(ソース:ヤフー・サンケイスポーツ
<巨人>無免許運転のローズ、注意以上の処分せず巨人のローズ選手(35)が無免許運転などの容疑で警視庁麻布署に書類送検される見通しとなったことに関連し、巨人球団は18日、「注意処分以上の処分(出場停止など)は現状では考えていない」との方針を明らかにした。またローズ選手は球団を通じて「勘違いから出たことで大変申し訳ない」とのコメントを発表した。(ソース:ヤフー毎日新聞

「日本では通用しない免許」とか、「うっかり」とか「勘違い」とか、いったいなんなんだ。

ところで、何故ローズ選手は日本の免許に書き換えなかったのだろうか? 憶測ではあるが、日本の免許書き換えの手続きが面倒なのと、適正検査という名の事実上の試験があることが原因だったのではないか。
普通免許にせよ、二輪免許にせよ、この適正検査は、運転免許試験場での実技が行われる。この内容というのが全国バラバラで、例えばある試験場では外周だけ回るところもあれば、ある試験場では合格率5%以下と言われる仮免許や大型二輪免許と同じような課題を走るところもある。
私の友人でドイツ人は、二輪の免許書き換えで強制的に中型限定(当時)を取らされたという。彼はアタマに来て、その後免許を無くしたことにして、書き換えのときにワザと日本語をつたなくして限定解除にさせたこともある。
ツレが勤めている教習所では、試験場での適正試験に挫折し、何十万円もかかる教習所での新規取得に来る外国人があとを断たないという。

国際免許に関して、『道路交通に関する条約』(ジュネーブ条約)は加盟国の運転免許を相互に認めるという条約なのだから、わざわざ実技を試験場で課すのはおかしいんじゃないだろうか。
書類の書き換えだけで済む話しだし、試験場だけじゃなく、警察署や大使館でも出来るようにしたらいい。どうしても実技が必要というなら、これから高齢化で経営が危うくなる教習所に講習会を委託でもすればいい。

軽くジャブのつもりが、オピニオンがっつりのエントリーになってしまった……です。

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コメント

「年金」と状況があまりにも似ているので,つい笑ってしまいました(本人はそれどころじゃないと思うけど)。
「知らなかった」「誰も注意してくれなかった」じゃあ済まされないということですよね。意地悪な見方をすれば,どちらも知っていたけど知らぬ振りをしていたとも…。
まあ,ローズ選手の行為の方がはるかに可愛いとは思えますが。

投稿: Nozzzy | 2004.05.19 13:57

ヘルメットにタイチステッカーと言えば、オリックスのニール選手(でしたっけ)も貼ってましたね。初めてテレビで見た時にあんまりビックリして、オリックスの広報に経緯を尋ねたことがありました。

曰く、「本人が勝手に貼ってる」

パ・リーグでしかありえないな(^^;、と思いました。

投稿: うちだ | 2004.05.19 16:26

知ってた、知らなかったというよりも、
国際免許とジュネーブ条約の運用の仕方が曖昧なところが問題なのではないかと。
つまり、国際免許や外国免許だと罰則規定が明確ではない、という部分です。

Nozzyさんのおっしゃるように、どちらも知らぬふりをしていた、というのが正解でしょうね。

最近、韓国の免許からの書き換えがやっと認められましたけど、それまでは日本政府としては「韓国の免許なんかレベルが低いから日本では認められん!」ということで、書き換えすら認められなかったんですね。新規にニッポンの免許を取得しなければならなかったんですよ。

そういうところから規制緩和というか国際化を進めていかないと……でもムチャクチャな運転をする外国人ドライバーなんかを見ると、簡単に規制を解くのもどうなのかなあと思ってしまいますし。

パ・リーグと言えば、ヤフースタジアムだか大阪ドームだかで、南海部品の広告が外野フェンスに書かれていてちょっと目を引きますね。

投稿: YUKKY | 2004.05.27 11:54

女優島田楊子さんの場合は日本にずーっと居住しているわけだから、ちょっと悪質かも。
野球選手はいつ契約が切られるかもわからないし。
でも二重に免許証を持っててもいいんですよねえ。

そう言えば、免許証の件に関して、日本の免許は3年ごと(ゴールドは5年)に更新しなければならないのですが、海外に居住している日本人も5年ごとに「帰国して」(海外の大使館では更新できない)「運転免許センター」で更新しなければならないのだそうです。ものすごい手間です。お金もけっこうかかります。
免許保有者の質を高め交通の安全を維持するためとは言え、海外に居住が証明される人にはもっともっと規制緩和してもいいんじゃないかと思うのですが。

投稿: YUKKY | 2004.05.30 13:14

アメリカなんて、日本の免許があってもアメリカの免許取得には何の意味も無く、筆記も実技も含めて一から取らなきゃいけない。国際化が聞いて呆れる。州によっては国際免許は1~2ヶ月しか通用しないし(たとえ1年有効のはずでも)。

投稿: アメリカも | 2004.07.22 23:58

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期限切れの国際免許証で運転していたタフィ・ローズと、カナダ発行の国際免許証で運転していた島田楊子。この勝負、問題があるんだか無いんだか結局うやむやのままとなった... [続きを読む]

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