イコールコンディションの功罪
川上滋人さん主宰のrsj。川上さんのコラムより。
第11回 ロードレース界の彷徨う人々の中で、全日本ロードレース選手権のチーム会であるARTの会議に関して、イコールコンディションに対する様々な考察を展開している。そんな中で、
鈴鹿8耐を1年に1回戦う、多くのプライベートチームは賢いと思う。参戦する時点で自分たちのレースを戦うスタンスをしっかりと認識し、それを踏まえた上で、出た成績が良かったとか今一つだったとか、判断しているチームが多い。これが一つの理想的姿ではないだろうか。
賛否両論あろうが、4年間、自分のチームで鈴鹿8耐に参戦してきた監督の立場としての私の思いはまさに、川上さんと一緒だ。何より大事なのは自分たちのスタンス、であった。だから私たちの場合、完走することがこの上なく満足であったり、例え予選落ちしたとしても得るものがあった、と感じることができた。もちろん、勝者を讃える気持ち、8耐というレースを闘える喜びを噛みしめた。
トッププライベーターやワークスチーム、海外チームもそれぞれのスタンスで8耐を闘うことができている。これが、今の8耐の現状だ。
勝ちを狙うというスタンスは素晴らしい。けれど、限られた環境の中でどれだけ全力を尽くすか、というスタンスが前提であってのこと。そして、自分たちの持てる力とポジション。これが解っているのと、解っていないのとでは大違いなわけで。
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