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2003.12.20

マン島TT プレスリリース

2004年以降のマン島TTフェスティバルに向けて、マン島政府観光局はプレスリリースを発表しました。
この報告は、観光大臣デイビッド・クレントニーMHKにより発表されました。
(12月18日(木)午後の、ピーター・ニールプレスセンター発表)
詳しくはマン島TTの公式サイトで英文のリリースをご覧ください。

来年6月のレースをこの時期に詳しく討論し、結論を発表する真摯な姿勢は、
マン島がこのTTレース、TTフェスティバルを非常に重要と考え、真剣さの表れです。
特に、マーシャル(日本語で言うところのオフィシャル)に対する考察は、
より具体的であり、われわれ日本のモータースポーツに関わる全員が見習いたい部分です。


内容を翻訳マシーンに頼りつつ、端折って日本語化してみます。

●日程などについて

・多くの意見をもらい、考慮、議論した。
・100周年やマウンテンコース100周年あたりを目処に、レース期間やクラス分けを圧縮していく。
・サイドカーレースは重要と考えている。
・クラシックバイクのクラスは、パレード、デモンストレーションであるべき。
・6ラップのクラスを4ラップに減らす。
・モーニングプラクティスは、競技者、マーシャル、エマージェンシーら全ての安全の観点から、
極力避ける。

●マーシャルから

・マーシャル(日本語で言うところのオフィシャル)のレベルに対する批判があった。しかし、誰もがマーシャルの仕事に対して信頼し素晴らしいと確信している。しかしながら、マーシャルは現代の基準が変わっていることを認識しなければならない。それに対し、400個以上のマーシャル向けトレーニングを用意した。
・フラッグを増加する
・マーシャルの連絡手段のために新しいデジタルラジオシステムを設置する。
・全てのポストで、リスク・アセスメント(危険に対する査定)を行う。
・マーシャルそのものを増やす。地元民でなければならないことはなく、有名なバイクバイクショーで新人を募集する。
・波状で出されるイエローフラッグの意味について、スローダウン、止まる準備をする、追い越し禁止、時速30マイル以下などあるが、現実的にライダーは速過ぎることがある。
・故意にフラッグを無視するものに対し、ライダーへの強い喚起を期待するとともに、ライダー、マーシャル両方に状況報告を強化する。
・主催者の主なチームに対する矛盾に対する懸念。。。?を無くすよう、努力する。

●パドックについて

・トイレなどの設備、子どもなどのハイリスク・エリアへのアクセスなどが2002年の問題点として上がった。
・サイドカーのパドックをノーブルズ公園へ。
・トイレなども設置。
・セキュリティの強化。
・溶接サービスの再配置。

●コースについて

時速180㎞ほどで走る公道レースが本質的に危険であることは明白です。それらの危険についての十分な知識の中で行います
・一部に従来のストローパッドではなく、75×2mまたは17×3メーターのエアフェンスを設ける

●計測

・テレビやインターネットの聴衆に対してメリットがあり、タイミングシステムを今後とも導入。
(注:自動計測装置は昨年度コンペティションを行い、今年から本格的に導入された。それまでは手計測。)

●エントリー

上位と下位の差が激しいとのコメントを受け取った。
・最低60台のエントリーを確保するためには常にあるであろう問題です。
速度と質の差が危険と隣り合わせであることは承知しており、2004年については予選タイムの引き締めをはかる。
・多くの人はトップライダーの参加を待っている。
・しかしながら、そのためにお金を使ってはならない。TTに挑戦するライダーは世界でもっとも大きなレースに挑戦していることに対し、彼らの背景がどうであれ、挑戦することを可能にするのを支援することを保障しなければなりません。

(筆者注釈:つまり、トップライダーを単にお金で招聘するのではなく、トップも下位も等しく挑戦者としてリスペクトする、そんな意味です)

●ラップ・オブ・オーナー~ノスタルジア・ウィークエンド~?

・ラップ・オブ・オーナーはたくさんの観客に楽しまれています。
・それが全体のフィナーレとして重要であるよう、プログラムを変更した。
・50年代から90年代の歴史的なライダーやマシンを期待する。
・さらに目標は、後日のスチームパケットレースの間に、ビロウンサーキットのパレードや、マシンのディスプレイを行いたい。
・別の利点として、移動日の分散を促すとともに、週末をクラシック・ウィークエンドとしたい。

●フィスティバルの内容について

・ダグラス・プロムナードの移動遊園地は成功であり、2004年も行うつもり。
・ライダーとのサイン会などを行う。
・ACU(オートサイクル・ユニオン=イギリスのMFJ、レースを統括する団体)や、ローカルのバイククラブなどの活動をTT中に行うことを期待する
・フェリー料金を、決勝後のスケジュールは割り引くことをスチームパケットに交渉している。
・ホテルの予約をもう少し取りやすくするよう努力する。
・ホームスティのプログラムはさらに継続し、供給者を増やすよう努力する。

……などなど。

最後に、
「私たちは、TTレースが安全かつ刺激的な将来を持っていると信じます」
と結ばれている。

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