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2020.10.03

短足短腕がライダーとして伝えられること~足つきインプレ

子供の頃から自分が短足という自覚はありました。
わたしの世代だと、なぜか身体計測の項目に「座高」というものがあったからです。

戦争中に胴が長いのは健康だとか考えられていたから計測項目に長らく残っていたとかなんとか、という理由を目にしたことがあります。
それはともかく、世の中は今も昔も足が長い方が美しいとされていて、短足は恥ずかしいこととして皆の気持ちに刻まれていきます。
身体測定のときはとにかく背中を丸めて、骨盤を曲げて無駄な抵抗をしてみるのですが、たいてい先生に「背筋伸ばしてっ!」と見つかってしまうので、同じくらいの身長の同級生より4~5cmは高い座高が記録されて短足を自覚しました。

短足は父親からの遺伝で、母はわたしと違って膝から下がまっすぐ伸びる美しく長い足をしています。
あるとき、足を測り比べたところ、母は当時わたしより身長が1cmくらい高かったのですが、足の長さは5cmも長くて愕然としました……。

このスネの曲がりがなければもっと足が長かったのに!
スネがまっすぐならもっと背が高かくなったのに!

と思わなくはなかったですが、望んでも体型は変えることができないので、実はさほどコンプレックスに思ったことはありませんでした。

短足はともかく、「足つき」についておかしいなぁと感じたのは小学生のころでした。
山坂きつい横浜ではほぼ日常の足として乗ることのない自転車でしたが、年に1度くらい安全運転教室が開かれて、そのときに「体格に合った足のつく大きさの自転車を選びましょう」と言うのです。
ペダルとサドルの位置関係をちょうどよくすると、大人用の自転車で足が素直に地面に着くものはあまりないように思います。
自転車を傾けるとか、シートの前に降りるとか、なんらかの工夫を無意識にして乗らないとダメじゃんって内心思っておりました。

オートバイはなおさら、足が素直につくサイズのものがなかったりします。
原付スクーターですら、ほんの少しだけお尻をセンターからずらして足を出したり。

BBBバイク情報動画というYouTubeチャンネルの動画でバイクのインプレの仕事を始めたころはまだ「足つき」について語っていませんでした。
何年か続けていくうちに、普段の使い勝手をお伝えするには、自分くらいの体格だからこそお伝えできることがあるんじゃないかと思いつき、普段やっているバイクへの乗り降り、サイドスタンドの出し入れ、足の踏み替えを丁寧に解説しながらインプレする、ということを始めました。

おかげさまで「足つきインプレ」動画はたいへん好評で、以来、どの車種でも定番のインプレとして行うようになり、今では「1mmも走らせないバイクインプレ」として独立した1本の動画として編集&upされることが多くなりました。

さて、自分が撮影&編集しているKommonちゃんねるにて、いつも北海道ツーリングで乗らせてもらっているスズキ ハスラー50 (1978年式、7型)の足つきインプレをやってみました。
身長185cmのライダーにも乗ってもらったので、ぜひ比較をご覧ください!

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2020.09.17

カワサキNinja ZX-25R関連の動画は小林ゆきの代表作となった気がします

久々の250cc4気筒、しかも電子制御てんこ盛りで話題のニューモデル、Ninja ZX-25R。

このご時勢ですので大々的なニューモデル発表会が開けず(本来、海外で国際試乗会が行われるはず、とのことでした)、7月にまずは明石で3時間たっぷり開発者へのインタビュー会が行われました。
そのときの所感を撮った動画がこちら。

Kawasaki Ninja ZX-25R 開発者インタビューの小林ゆき所感を録って出し〈BBBスピンオフ〉

もうこの時からこのモデルへの興味は津々だったので、オートポリスで行われた試乗会は楽しみで楽しみで仕方ありませんでした。
というわけで、いつものように足つきインプレでおなじみYouTubeチャンネルのBBBで取材に行ってきました。

今回もいつものようにヘルメットの中にマイクを仕掛け、走りながらしゃべっております。
ひたすら独り言のように走りながらサーキットを走っております。

自分でもよくこんな風にしゃべりながら膝を擦ったりできるなーと、人ごとのように思ったりするのですが、一人っ子で鍵っ子だったわたしは、小さいころから声を出しての独り言がクセのようになっていて、そのたまものなのかも。

とはいえ、ZX-25Rがあまりにも楽しくて、途中、日本語になってないおしゃべり、あるいは無言のときも多く、そのあたりは担当Mさんがうまく編集してくださいました。

カワサキ「Ninja ZX-25R SE KRT EDITION」トラッキング映像!サーキット走行inオートポリス!※映像&走行音のみ(試乗インプレ#1)撮影の為、70キロ前後

カワサキ「Ninja ZX-25R」足つき&取りまわしインプレ!(試乗インプレ#2)


インターネットラジオの「ばいく~んGoGo!」からYouTube動画メディアに主軸が移り、まず考えたのは「どういう目線でインプレをお伝えするか」ということでした。
長年、ロードレースを嗜みサーキット走行もしているわたしですが、マシン性能の限界付近の評価という意味では世界GPや全日本などの選手権、あるいはメーカーテストライダー経験者の皆さんにかなうはずもありません。

であれば、「もしそのバイクを所有することになったとしたら?」というユーザー目線、特に「使い勝手」の部分でお伝えできることがあるのではないか、と思い至り、インプレをしています。
女性としては平均的な身長ですし、幸い(?)短足短腕なので、ハンディの多さから逆に感じとれる情報が多くなっているということに気付き、「足つきインプレ」「取り回しインプレ」をしつこく丁寧にやっていくことにしてみました。

ある種の芸のような感じになってきましたが、毎回、初めて足つきインプレを見るであろう方々に向けてインプレしております。

カワサキ「Ninja ZX-25R」サーキット試乗インプレ1!(試乗インプレ#3)

カワサキ「Ninja ZX-25R」高性能トラクションコントロールをインプレ!サーキット試乗インプレ2(試乗インプレ#4)

そんなこんなで、BBBバイク情報動画チャンネルでは車両のインプレを、そして自分たちのYouTubeチャンネル Kommonちゃんねる では、少しくだけた感じで開発者さんインタビューや、小林ゆきの雑感・所感をお届けしています。


Ninja ZX-25R, 開発担当者ぶっちゃけトーク──BBBスピンオフ

カワサキNinja ZX-25Rのメディア向け試乗会に行ってきました! ~BBBスピンオフ~

ZX-25R開発ライダーに聞く!「250に電子制御なんて要らないんじゃ?」の答え~全部盛り電子制御系&FI編──BBBスピンオフ


このあと数本、動画を撮っておりますので気長にお待ちください~。
チャンネル登録もぜひよろしくお願いします!

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2020.08.18

どういうレベルのライダーがサーキットスクールに参加しているのか~SPA西浦モーターパーク二輪スクールの現場から

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※この記事は昨年(2019年8月18日)にfacebookに書いたものを再掲しています。

SPA西浦というサーキットの2輪スクール講師をしております。

ロードレースではなんの実績もないわたしですが、初心者対象のスクールということでわたしでもできることがあるのではないかと思い、お引き受けいたしました。

国際ライセンスの条件がなかった時代にMFJインストラクターの資格を取ればよかったと思うことしきりですが、SPA西浦のスクールはサーキット直営スクールであること、わたしは国内ライセンスライダーですがレースを30年続けていること、また安全運転特別指導員の経験も少しは生かせるのではないかと思い、今に至っております。


西浦のスクールには、1分切るようなライダーもたまには来ますが、多くは1分15秒前後(西浦は筑波のタイムの110~120%くらいのタイムかなと思います)、また、なかなか1分30秒切れないくらいのライダーも来ます。

SPA西浦のスクールにいらっしゃるライダーの多くは、50代を中心としたリターンライダー、あるいは30代くらいでお金がようやくできてバイクに乗るようになってバイク歴はまだ数年……といったライダーさんたちです。

筑波で言えば1分30秒いかない、もてぎなら3分、鈴鹿なら4分……のようなライダーさんも参加します。
つまり、ツーリングレベルでもかなりの“安全運転“だったりします。

そのようなライダーさんはおそらく、教習所や運転免許試験で課せられるような8の字だったりスラローム課題も上手にこなせない方もいらっしゃるかと想像します。

昔(1980年代)ならサーキットを走るライダーの資格として

「峠を走りこんでたらオレ・アイツ誰よりも速い」
(じゃあサーキットで腕試ししてみるか!)

みたいなことがあったかと思います。
あるいは、90年代以降ならミニバイクから始めて頭角を表した・3歳からポケバイに乗っている、みたいな人が頂点を目指す、みたいな世界もあったかと思います。

ですが、いま西浦のスクールに参加するライダーさんは、レースを目的としていない方ばかりです。
ただ、どんなレベル・経験のライダーさんだったとしても誰もが

「サーキットを走ってみたい!」

「スキルアップしたい!」

「安全に走行する技術を身につけたい!」

という強く熱い思いを持って参加してくださいます。

もともと速いとか、レースで上位を目指す以外の世界がそこにはあります。

それだって、モータースポーツ文化の一端だと思いますし、裾野はそちら側に拡がっているはずと思います。
そのような参加者の気持ち、願いをわたしは尊重したいと思って、毎回スクールに挑んでおります。

みなさん、サーキット走行がしたい方々ですから、知識はあります。
なので、最初から

「どこでブレーキかければいいですか」
「どれくらいブレーキかければいいですか」
「どれくらいのタイムが基準になりますか」
「タイヤのはしっこまで使えてないのですが…」

などなど、“答え”を求めてこようとします。

サーキットを速く走るには、ストレートスピードが上がるのが一番てっとり早く、しかも安全にタイムアップにつながること、
ストレートの加速をよくするためにはコーナーの立ち上がりを効率よくするラインを走ること、
コーナーの立ち上がりを効率よくするためにはどこにクリッピングポイントを取ればいいのか、
クリッピングポイントを狙うためにはどこでどれくらい減速すればいいのか……

のような「逆算して考える」(byキッシー先生のお言葉)を伝えます。
そして、タイムは「結果でしかない」ということを繰り返しお伝えするようにしています。

タイヤが端まで使ったかどうか(使えているかどうかではなく)も、あるレベルまでのライダーにとっては結果でしかないと思っています。

(「アマリング」なんて言葉は滅びてしまえ!)

それでも、

「もっとコーナーがんばらないといけないでしょうか」

と聞かれたりするので、そのときは、メインストレートでもっと開けましょう、回転数上げましょう、と伝えます。

レッドゾーンが1万1000回転からのビッグバイクで、メインストレートでは2000回転しか開けていなかった人もいました。

スロットルを開けろ、ストレートスピードを上げろ、というアドバイスは、同時にしっかりブレーキできるようになっていなければなりません。

しかし、サーキット走行をしたいと参加してくるライダーのほとんどが、ABSを効かせたことがない、意図的なタイヤロックができない、したことがない方々です。

そのような方々が、サーキットでもっとも理想的なタイヤロック寸前の99%のブレーキングを果たしてできるでしょうか、とも思います。
本当は、コース以外でタイヤロックの練習をして欲しいのですけど、転倒したりすることがあって、気温などの条件がよいときでないとなかなか実施できないのが現状です。

……いろいろと書きつらねてしまいましたが、SPA西浦のスクールに参加される方は皆さん真摯で紳士な方です。
そういった方々が明日のバイク文化やモータースポーツ文化を創って行くのだと思います。

毎回、スクールの終わりにお伝えしていることがあります。

「バイク」というだけでかつての暴走族のイメージ、バイクブームの頃に事故が急増したイメージがあって、ライダーは社会から虐げられてきました。まじめに「スポーツ」としてモータースポーツに取り組んでいても。でも、皆さんが正しく取り組み楽しんで無事に帰宅すれば、モータースポーツやバイクへの理解が進むと思います。ぜひ、今日楽しかった、気持ちよかったという思いを、無事に帰宅して皆さんの家族や友人に伝えたり、職場や友だちに自慢してください!

……と。

レベルや経験の差があるとスクール運営はなかなかたいへんですが、もともとへっぽこライダーから始まったわたしの経験から、今後も、より入門よりの内容でこれからも進めていければなと思っておりますし、それがわたしの役割なのだと思っております。

* * * * * * *

次回、西浦のスクールの日程は未定です。

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